先週は当欄で紹介したロッククリークが土曜中山5Rの新馬戦を優勝。直線ではなかなかエンジンがかからず、逃げた馬を捕まえるのに時間がかかりましたが、それは当欄で書いたように『走る気持ちが旺盛なので、馬なり中心で。やればいくらでも動きそうですが、気持ちばかりが先行しないように』(栗田徹師)と、ソフトに仕上げられていた分でしょう。今回、実戦でしっかり追われたことで、次走以降は反応も変わってくるはず。ぜひ今後も注目してみてください。
そんなわけで今週も週末にデビュー予定の注目新馬を紹介したいと思います。
まずは月曜中京5R(芝1600m)でデビュー予定のシャーンゴッセ(牡、蛯名正、母ルーシーブライド)。父は蛯名正義調教師が現役時代に騎乗したイスラボニータ。近親にはGI3勝を挙げたストレイトガールや、やはり蛯名師が現役時に騎乗したオースミブライトやオースミコスモがいます。
▲19日中京5Rでデビュー予定のシャーンゴッセ
津曲助手は『手先が軽くてスナップのきいた走りをします。仕掛けてからの反応も良く、いいアクションをしますよ』と手応えをつかんでいるようでした。
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藤井真俊
東京スポーツ新聞社・レース部記者。昭和55年4月8日生まれ、埼玉県出身。美浦トレセンで毎週取材を続け、蛯名正義調教師や三浦皇成騎手のコラムを担当するほか、週末には予想コラム「ザ・飲ンフィクション」を連載中。「BSイレブン競馬中継」「ラジオ日本 土曜競馬実況中継」解説者。そのほか雑誌「Number」やキャロットクラブ会報、netkeibaなど各種媒体で執筆中。