東京スポーツ・藤井真俊記者によるPOG最新情報。今回は先週のオークス振り返りと、今週行われる日本ダービーの注目馬について。現場記者だからこそ聞ける話は必見です!
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先週は日曜東京で牝馬クラシックの第二冠・オークスが行われました。前回の当欄でご紹介したドリームコア(2着)、ラフターラインズ(3着)も懸命に脚を伸ばして健闘しましたが、勝ったのは今村聖奈騎手の5番人気・ジュウリョクピエロでした。
互角のスタートから道中は中団後方でじっくり待機。直線では外に出す形ではなく、馬群の間から伸びて、ゴール前できっちり差し切りました。
JRA女性騎手として初のGI制覇という話題性はすでに広く取り上げられている通りですが、ジュウリョクピエロという馬自身の個性もなかなかのもの。
パドック、返し馬と激しくイレ込んだうえ、レースではスローの流れ(前後5F62.2-58.9秒)を直線一気の差し切り勝ち。それもスムーズに外に出してクリアな進路を伸びてきたのではなく、馬群の間のタイトなスペースから抜け出してきました。
父はオルフェーヴル。栗毛の馬体だけでなく、個性的な気性や闘争心、話題性など、今後も目が離せない存在となりそうです。
さて、今週はいよいよ日本ダービー。18頭の出走枠に20頭がエントリーしてきましたが、何やら今年は波乱の予感も…。というのも青葉賞(GII)2着で権利を取ったタイダルロックが骨折で戦線離脱すると、ゾロアストロが登録前に鼻出血を発症。登録後にもベレシートが脚元の不安で出走回避しました。
他ではグリーンエナジーが熱発のため1週前追い切りを行わなかった点も心配な材料。“無事に”や“順調に”という当たり前のフレーズが、いかに尊いものであるかを再認識させられるダービーとなりました。
主役は第一冠を制した関西馬ロブチェンでしょうが、対する関東勢も負けてはいません。
