東京スポーツ・三嶋まりえ記者による美浦トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回はオークスに出走するエンブロイダリー、ブラウンラチェット陣営の取材レポートです。
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さて、今週はオークスウィーク。ということで、オークスに出走する関東馬を紹介します。
まずはなんと言っても桜花賞馬のエンブロイダリー。1週前追い切りでは、美浦ウッドコースでタイセイフェスタ(古馬2勝クラス)と併せ、5ハロン64秒7-11秒2の好時計をマーク。ルメール騎手が駆けつけた最終追い切りでは、坂路で3頭併せを行い、4ハロン52秒2-12秒1で最先着。好気配を示しています。
鞍上は「無理せず完璧な追い切りができました。ハミを取って自分から動いて状態は良さそうです」と満足げ。
森一調教師も「道中の折り合いの確認と、ラストに関してはもし足りなければ少し仕掛けて、手応えが良ければ馬なりでという指示でしたが、馬なりでフィニッシュしてくれて、すごくいい内容だったと思います」と納得の表情です。
追い切り後には、森師&ルメール騎手が笑顔で話す場面も。陣営の雰囲気はかなり良さそうで、二冠達成の可能性も十分にあるでしょう。
▲森一誠調教師とC.ルメール騎手