Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
記念すべき初回のトークテーマは“キズナ”。師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
亀谷敬正(以下、亀):今週から、僕らで種牡馬の狙い方を議論することになりましたよ!
今井雅宏(以下、今):亀谷君と仕事するの、久しぶりで懐かしいよね。21世紀になって、始めてじゃない?
亀:え、そんなになりますか!?
今:さすがに5年に1回くらいは、雑誌か何かの企画で会ってたかなぁ(笑)。
亀:ガハハハ! 今井さんの『競馬放送局』での解説をたまに読むんで、なんか身近にいる感じでしたよ。そんなに会ってませんでした?
今:確かに僕も、調教師の記者会見をYouTubeで見ようとすると、亀谷君の動画が出て来たりとか身近には感じてたけど(笑)。なんか最近、丸くなった?
亀:う~ん、どうですかねぇ。そうは思われていないような・・・。まぁ離れていても、お互い意識していたという、深い絆ですよね!
そこで初回はキズナを分析することになりました。キズナといえば非根幹距離、非根幹距離といえばMの法則ですし。予想に非根幹距離を取り入れていった先駆者ですもんね。
今:20年くらい前に、非根幹距離の概念をゲームに採用して良いかと尋ねられて、OKしてから広まったのもあると思うよ。亀谷君の欧州血統とかも、そうでしょう?
亀:お互い、ゲームにも影響を与えていたんですね(笑)。非根幹距離を信じない人って結構いますけど、キズナとか見ても明らかにありますからね。今回の二人の議論で、根幹距離の概念を新しく定義したいと思っているんですよ。
今:それで亀谷君は、どういう解釈なの?
亀:欧州型と米国型が合わさった日本的なものの集大成が、根幹距離と考えています。『日本スピード』と言っても良いでしょう。
今:なるほど。やっぱり面白いことを言うなぁ。
亀:いやいや(笑)。今井さんの解釈はどうですか?