Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
第97回目のトークテーマは特別編として「NHKマイルCステップレース分析」をお届けします。
ニュージーランドT、桜花賞、ファルコンS、毎日杯、アーリントンC、皐月賞がどういうレースだったのか、師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
▼お知らせ
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亀谷敬正(以下、亀):先週は土曜東京12Rのガンウルフ本命でおいしい馬券を当てましたよ。
今井雅宏(以下、今):2戦連続で3秒以上負けている馬だったんだ。
亀:ガンランナーは気分良く走ると惨敗からでも巻き返せるんですよね。むしろこのくらい負けていた方が良いくらいで。今井さんは日曜新潟10R・邁進特別でかなり儲けたみたいじゃないですか(笑)。
今:本命が2着で、対抗が10番人気の3着馬だったけど、ワイド中心に1週間分くらいを1レースで稼いじゃったよ。当日配当がかなりついてたから興奮して勝負したんだよね。
亀:その予想、ボクと同じですよ! マキアージュとセイウンハルカニは狙い目でしたよね~。
▼参考/競馬放送局
亀谷敬正が新潟千直で予言通り的中!/先週のMVP
今:ダートからで、直線競馬の基本だったよね。
亀:ただ、ダートからの馬が他にも多かったので、普通の発想だとあの2頭に絞りきれないんでしょうね。
今:どうして2頭だったのか解説したいところだけど、NHKマイルCのステップレースが多いんで、早速本題に移ろう。
亀:過去の連載を読んでくださいということですね(笑)
今:まずニュージーランドTは緩い流れでインと内の競馬だったね。
亀:本番に繋がりにくい流れでした。
今:急流に対する備えとしてはイマイチだから、今回も速すぎない流れで内からのちょい差しみたいな上がり勝負になって欲しいね。
亀:桜花賞は例年に近い流れでした。
今:速めの流れで、パワーと体力が必要な外差し競馬だったね。基礎能力がそのまま出やすかった。
亀:マイル戦のなかではスタミナ寄りの決着でした。アスコリピチェーノはダイワメジャーで母方の配合も育成もレシステンシアと近いですし、崩れにくいステップですね。枠は真ん中から外目がベターです。
今:タイプ的には問題ないから、あとは反動がどうかだね。ダイワメジャーで間隔が空いて走った後だから。前哨戦を使った方がこの場合はリズムを整えやすかったけど。