Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
第201回目のトークテーマは特別編として「安田記念のステップレース分析」をお届けします。
安田記念出走馬の前走がどのようなレースだったのか、師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
亀谷敬正(以下、亀):ダービーは今井さんもボクもパントルナイーフ本命でしたね。
今井雅宏(以下、今):ロブチェンは逃げのショック後で乗りにくいから、枠順決定前は軽視してたんだよね。ただ、大外引いたのを見て「これは思い切って後ろに下げる位置取りショックを敢行するかも」ってピンと来たよ。予想でも「前半矯めれば」とリクエストして、実際その通り思い切って前半下げたぶん勝ち切れた。
亀:その閃きはお見事でしたね! 逆にボクは前に行ってダメだと思ってました。
今:前走同様にそのまま前へ行ったら、外枠で厳しかったはず。競馬は今回の臨戦過程、枠順、タイプ、バイアスに最も適した位置取りショックを、より大胆に仕掛けた馬が有利だから。ただ、捲らないで矯めただけで勝てたのは、想像以上の充実度合いだったね。
亀:捲ったのは3着のバステールでした。
今:こっちの位置取りショックは読めなかったよ。皐月賞はレース質が合わなくて仕方ないけど、今回も活性化が弱いL系なんだよね。だから先週解説した、「楽に追走、外過ぎない枠、かつ揉まれない形」の3つを揃えないと厳しく、好走ゾーンが狭かった。「前半緩く流れて楽に追走出来る、外枠ではない差し馬」の場合、普通に乗ると直線では揉まれちゃうから。
川田がその局面で、「前半矯めて追走を楽に感じさせてから、一気に捲って揉まれない形」をやるとは。問題を全て解消する位置取りショックを、ピンポイントで仕掛けた騎乗で迫力満点だったよね。
亀:かなりの一か八かの騎乗でしたけどね。
今:オークスのリアライズルミナスからヒントを得たのかも。
亀:では、位置取りショックと枠の並びにも注意しながら、安田記念のステップレース解析にいきましょう。まず京王杯SCですが、ワールズエンドは前走がベスト条件。逃げて好走後になります。
