Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
第117回目のトークテーマは特別編として「スプリンターズSステップレース分析」をお届けします。
スプリンターズS出走馬の前走がどのようなレースだったのか、師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
今井雅宏(以下、今):土曜の中京メイン・伊賀S、エミサキホコル本命にして、単勝27.6倍でかなり稼いだよ。
▼参考/競馬放送局
双馬毅&今井雅宏らが人気薄から本線的中!/先週のMVP
亀谷敬正(以下、亀):競馬放送局のメンバーも期待値の高いレースと見立てて狙っていましたね。
今:1番人気がストレス時の最内枠ではキツいよね~。しかも単勝1.6倍とは美味しい話だった。
亀:ボクも「荒れる確率は高いレース」って解説してました。ただ、本命馬が来なかったのですが(笑)。
今:馬券という意味ではそこが大事だよね。何が勝つか分からないけど、荒れることは分かる。つまり、これが以前話した「単勝爆弾」レースになるよ。ちなみにエミサキホコルは単行本『Mの法則×血統ビーム 誰でも使える血統買いパターン』に解説がある「ダート短縮のドレフォン」だったよね。
あとMの「逆ショッカー」でもあったんだ。不器用なタイプで、前走は小回り1700mで追走に苦労して、今回はワンターン+外枠だから短縮でもスムーズに追走出来る。こういうタイミングの短縮を狙い撃つと破壊力が増す作戦なんだよ。
亀:エミサキホコルは短縮だったんですよね~。中京ダ1400mのハンデ戦は、短縮の複勝を買うと毎年儲かるんですよ。
今:え、ホントに? それは忘れずに覚えておかないと。
亀:さて今回は、週末のスプリンターズSに向けて前哨戦を簡単に振り返っておきましょう。
今:セントウルSはさっきの伊賀Sと構造が同じで、馬券は簡単だったよ。1番人気ピューロマジックと3番人気ヨシノイースターがストレスで危ないから、それ以外を適当にボックスで買うか、単勝爆弾でもすれば自動的に何かが当たる。どれが勝つかは分かんないけどね(笑)。一応、縦目だけどその作戦で3連複の96倍は的中したよ。
亀:トウシンマカオは短縮の休み明けで絶好条件でしたね。その分、今回は強調する感じでもないですが。
今:なるほど、そうかもだね。この馬は左回りだと不器用なんで、ハイペースで外目の枠は合うんだよね。右回りだと器用だから、内目の枠で差し馬は内の好位組しか間に合わないようなレースで、前目に行く位置取りショックかなぁ。