昨年2月の石坂正厩舎解散に伴い、私が担当させていただいている平田厩舎に、ある腕利きの助手さんが移動してこられました。
日迫真吾助手。2012年に牝馬三冠を達成し、最優秀3歳牝馬に。また、年度代表馬に二度も選出された歴史的名牝・ジェンティルドンナの担当者だった方です。
石坂正調教師と平田調教師が師弟のようなご関係だったこともあり、今はすっかり平田厩舎に馴染んでいる日迫助手。今週、担当馬2頭が出走するのですが、どちらもかなり面白そうなんです!
まずは日曜小倉7Rのアンノウンウォリア(鞍上・団野)。
▲日曜小倉7R(ダ1700m)に出走するアンノウンウォリア
3か月の休み明けだった前走は、スタート直後に両脇からタックルされる不利。それでけっこうな外傷も負っていたくらいですし、もともと他馬を気にするところがあるため、スンナリ先行できてこその馬で、見た目以上の痛手でした。
ソエによる放牧明けだった前走より今回の方が攻めの調教をしてこれましたし、日迫助手も『このクラスを勝てる力は十分にあるからね。もうここらへんで勝ち上がらせないと』とやる気満々です。
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赤城真理子
鹿児島県出身、大阪府在住。全く別の業種でライター業をしていたが、2018年11月「競馬知識ゼロ」のまま大阪スポーツの競馬記者に転身。毎週栗東に泊まり込んで取材をするうち、馬の魅力にどっぷりはまり現在に至る。東スポ紙面にてG1コラム【転生したらトレセン記者だった件】、Web限定で不定期コラム【赤城真理子の「だから、競馬が好きなんです!!!】を連載中。