『GIのタイトルを取ったことのない調教師が“この馬はGI級だ”なんて評価したって、どこか信憑性がないやろ。逆に、トーセンラーやエイシンフラッシュを管理した藤原(英昭)調教師がGI級だと言っていたから、たとえ1600万を勝って引退した馬だとしても、シルバーステートはGI級の馬だったという評価に真実味が増す。』
某調教師からこんなお話を聞きました。シルバーステートは私が競馬を知る前に引退していた馬で、その姿を見たことはありません。でも、今年から初年度産駒が続々とデビューしているので、彼の子供たちの姿は今から見ていくことができます。
現在24頭がデビューし、既に6頭が勝ち上がりを決めているシルバーステート産駒。トレセンでも『期待以上に走る』と言われ始めました。芝向きの軽い走りをする馬が多く見られ、厩舎取材をする中では、今のところ性格も真面目な子が多い印象です。
今週の土曜新潟6R(芝1600m)に出走するコパノサンタフェ(母テーオーエンジェル)もそのうちの一頭。
▲今週の土曜新潟6Rでデビューするコパノサンタフェ
幻のGI馬シルバーステート。今週も期待馬がデビューします! /大スポ・赤城記者の栗東トレセンレポート
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赤城真理子
鹿児島県出身、大阪府在住。全く別の業種でライター業をしていたが、2018年11月「競馬知識ゼロ」のまま大阪スポーツの競馬記者に転身。毎週栗東に泊まり込んで取材をするうち、馬の魅力にどっぷりはまり現在に至る。東スポ紙面にてG1コラム【転生したらトレセン記者だった件】、Web限定で不定期コラム【赤城真理子の「だから、競馬が好きなんです!!!】を連載中。