亀谷敬正 オフィシャル競馬サロン
  • TOP
  • 会員ログイン
  • マイページ
  • 入会案内
  • Q&A
  • お問い合せ
競馬オタク・坂上明大の南関競馬予想
2023/12/28 (木)

東京大賞典/競馬オタク・坂上明大の南関競馬予想

YouTubeチャンネル『競馬オタク』でお馴染みの坂上明大氏による南関東4競馬場の重賞予想です。血統を絡めた過去の好走馬考察に加え、最終的な予想印、本命馬の根拠をレース前日に披露いたします。

※新連載『競馬オタク・坂上明大の南関競馬予想』リリースのお知らせ



~スタミナ指向のリピーターを狙え!~

2023年を締めくくるダート競馬の総決算・東京大賞典。6月に同条件で行われる帝王賞と比較すると、厳寒期で行われる東京大賞典は過去10年の平均勝ち時計で1秒以上も時計が掛かっており、帝王賞よりもスタミナ指向の馬の好走しやすいレースといえそうです。

そのため、JRAの軽いダートや1800m以下のスピード競馬で高いパフォーマンスを発揮する馬には厳しい競馬になりやすく、反対に2018~2021年に4連覇のオメガパフュームのようなリピーターが生まれやすいのも、東京大賞典の特殊性がゆえといえるのではないでしょうか。

◆複数回好走馬(一例)
ワンダーアキュート
→2011、2013年2着、2012、2015年3着

ホッコータルマエ
→2013、2014年1着、2015年2着

コパノリッキー
→2014年2着、2017年1着

サウンドトゥルー
→2015年1着、2016年3着、2017年2着

ケイティブレイブ
→2017、2018年3着

ウェスタールンド
2020、2021年3着

オメガパフューム
2018、2019、2020、2021年1着


~サンデー系などの中長距離血統が中心~

血統面ではサンデーサイレンス系を中心とした中長距離血統が大活躍。一昨年はクリンチャー(父ディープスカイ)とウェスタールンド(父ネオユニヴァース)が2、3着に好走し、昨年はウシュバテソーロ(父オルフェーヴル)、ノットゥルノ(父ハーツクライ)という天皇賞・春のようなワンツー決着となりました。

また、昨年の3着馬メイショウハリオも母父はマンハッタンカフェで、4連覇のオメガパフュームの母父はダート中長距離の大種牡馬ゴールドアリュール。過去5年の3着内馬15頭中13頭はサンデーサイレンスの血を内包しており、北米血脈のワンペースなスピードだけではゴール前で苦しくなってしまうのが東京大賞典というレースです。

◆中長距離血統の好走馬(一例)
ケイティブレイブ
→母父サクラローレル

オメガパフューム
→母父ゴールドアリュール、母母父リアルシャダイ

ウェスタールンド
→父ネオユニヴァース

クリンチャー
→父ディープスカイ、母父ブライアンズタイム

ウシュバテソーロ
→父オルフェーヴル、母父キングカメハメハ

ノットゥルノ
→父ハーツクライ

メイショウハリオ
→母父マンハッタンカフェ


~不器用な馬が激走!?~

東京大賞典に限らず、地方交流重賞では不器用な馬が穴を開けやすいことも重要なポイント。小回りコースが多い地方競馬場の方が器用さを求められやすいと誤解されがちですが、力差が大きいため馬群がバラけやすい地方交流重賞よりも、フルゲートの多いJRAダート競馬の方が器用さが重要な資質になります。

逆に、逃げ馬や追い込み一手の馬が大幅にパフォーマンスを上げるケースが、地方交流重賞におけるメジャーな穴パターンといえるでしょう。4連覇のオメガパフュームがその代表例であり、メイショウハリオ、ウェスタールンド、ノンコノユメ、サウンドトゥルー、アポロケンタッキーなどもJRAではなかなかベストパフォーマンスを発揮し切れなかった馬たちです。


~今年から3歳馬の斤量が1kg増に~

最後に3歳馬のエイジアローワンスについて。昨年まではチャンピオンズCが1kg減、東京大賞典が2kg減でしたが、2023年からは東京大賞典も1kg減に。

今年はチャンピオンズC・3着馬ドゥラエレーデ、無敗の三冠馬ミックファイアという過去最高レベルの3歳勢の参戦ではありますが、3歳馬の好走のハードルが高くなったことは間違いないでしょう。このハードルを難なく越えてくるようなら、来年のダート中距離路線は同馬が中心となりそうです。


【東京大賞典の最終見解】

この記事はレギュラーコース&プレミアムコース会員限定です。続きを読むにはログインしてください。

サロン会員でない方は、入会案内をご参照の上、入会手続きをお願いいたします。

入会案内へ
会員ログインへ
  • 2025/06/17 (火) 関東オークス/競馬オタク・坂上明大の南関競馬予想
  • 2025/06/16 (月) 川崎スパーキングスプリント/競馬オタク・坂上明大の南関競馬予想
  • 2025/06/10 (火) 東京ダービー/競馬オタク・坂上明大の南関競馬予想
  • 2025/06/03 (火) 若潮スプリント/競馬オタク・坂上明大の南関競馬予想
  • 2025/05/27 (火) プラチナカップ/競馬オタク・坂上明大の南関競馬予想

連載バックナンバー

坂上明大 近影

坂上明大

1992年生まれ、岐阜県出身。元競馬専門紙トラックマン(栗東)。2019年より競馬情報誌サラブレにて「種牡馬のトリセツ」、「新馬戦勝ち馬全頭Check!」などの連載をスタートさせ、生駒永観氏と共同執筆で『血統のトリセツ』(KADOKAWA)を上梓。2023年11月には本島修司氏との共同執筆で『競馬の最高戦略書 予想生産性を上げる人の取捨選択の技術』(主婦の友社)を出版。現在はYouTubeチャンネル『競馬オタク』を中心に活動し、パドック解説や番組出演、映像制作、Webメディアでの連載もこなす。

新着記事/コンテンツ
記事一覧
  • 2025/06/21 (土) 夏のローカルでのマイルールに従って高配当狙い/WIN5・1点突破大作戦
  • 2025/06/21 (土) 一発逆転!最終レースアプローチ/6月22日(日)東京12R
  • 2025/06/21 (土) うまく当たる「亀AI」推奨馬/6月22日(日)
  • 2025/06/21 (土) 『亀谷敬正の競馬血統辞典』 買いパターン&消しパターン該当馬/6月22日(日)
  • 2025/06/21 (土) 馬場虎太郎のお宝馬/6月22日(日)
  • 2025/06/21 (土) 血マーク該当馬など6月22日(日)のプレミアムコース限定パターン該当馬一覧
  • 2025/06/21 (土) 夏競馬は今まで以上に大胆な予想をしようと思います!/役満ボディ岡田紗佳の“ウマく”楽しく!
  • 2025/06/21 (土) インスタントジョンソンじゃい・重賞予想/府中牝馬S
  • 2025/06/21 (土) 双馬毅「馬場のクセ分析」/6月22日(日)
  • 2025/06/21 (土) 土曜日の血統・馬場傾向分析&日曜日の傾向該当馬/亀谷敬正

会員ログイン

データバイヤーIDをお持ちの方

亀谷競馬サロンの会員でない方は、
入会案内をご参照ください。

copyright © K-MATE All rights reserved. 特定商取引法に基づく表記

入会のご案内
page top