YouTubeチャンネル『競馬オタク』でお馴染みの坂上明大氏による南関東4競馬場の重賞予想です。血統を絡めた過去の好走馬考察に加え、最終的な予想印、本命馬の根拠をレース前日に披露いたします。
今回の対象レースは3/19(水)の浦和・ネクストスター東日本。発走時刻は17時45分です。
~浦和ダ1400mの若駒戦は外枠有利!?~
ダート競走体系整備に伴い、3歳の短距離路線は兵庫チャンピオンシップを頂点競走として、各ブロックにステップレースとなる重賞競走・ネクストスターが新設。ネクストスター東日本は川崎、浦和、船橋の3場持ち回りで行われ、今年の第2回ネクストスター東日本は浦和ダ1400mを舞台に行われます。
浦和ダ1500mは4角奥のポケットからのスタートですぐに緩やかなカーブをむかえるため、比較的内枠有利になりやすいコース。ただ、100m短くなる浦和ダ1400mはホームストレッチからのスタートで1角までの距離は約300mあり、内~中枠はごちゃつくことも多いため、特に若駒戦では外枠有利になりやすいコースともいえるでしょう。
昨年のルーキーズサマーCのように先行争いが激化する展開になると内枠の馬には厳しい展開になりやすいため、枠の並びも要注意の一戦です。
~Seattle Slew→A.P. Indy系の持続力~
浦和競馬場は1周距離が1200mと南関東競馬では川崎競馬場と並ぶ最も小ぶりな競馬場のひとつですが、直線距離は300m、4角からゴールまでは220mと川崎競馬場より100m弱も短く、その分コーナー区間の距離は長いため川崎ほどのコーナーでの減速はありません。
そのため、序盤も中盤も終盤も坦々としたラップを刻むことが多く、1500m戦ではありますが1月のニューイヤーCではA.P. Indy内包馬が馬券圏内を独占する結果となりました。
また、昨年のルーキーズサマーCではライトスリー(母父オナーコード)、ゴールドCではアウストロ(母父ダンカーク)が制すなど浦和ダ1400m重賞での活躍も目立つため、今回も要注目の血統といえるでしょう。
【ネクストスター東日本の最終見解】