プロ馬券師・双馬毅氏が実践例を交えながら馬券理論を解説する『双馬毅の“ローテ×血統”錬金術』。今回のテーマは「6月28日~7月12日でクセの強かったレース5選」です。
なお、『競馬放送局』では双馬氏の推奨レース(予想)、特選リストを公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
双馬:今回は6月28日~7月12日に行われたレースの中で、クセの強かったレースを取り上げたいと思います。特に函館芝には強いクセが出ていたので、札幌開催で巻き返す馬が多くなると思います。
──それは押さえておきたいですね。よろしくお願いします。
(1)函館記念
6月28日 函館芝2000m 良
厳しいペースで展開不利、ローテ不利が多発
双馬:テン3F34秒6、1000m通過58秒5ですから、かなり厳しいペースになりました。2番手追走のピースワンデュックが3着、逃げたケイアイセナが4着なので「前も残れたじゃないか」と思われるかもしれませんが、僕は先行馬に展開不利をつけています。
ピースワンデュックは前走の福島民報杯でテン33秒9という苦しい経験をしていたから乗り越えられただけですし、ケイアイセナは元々こういう持続力勝負が得意ですからね。このペースで先行したらエコロディノス(3番人気9着)やジュタ(5番人気14着)の負け方が普通です。
その他の馬を見てみると、マジックサンズは苦手の延長ローテでしたし、イガッチもアルーリングアクトの牝系ですから延長ローテは良くありません。フィーリウスは短縮好走後の延長なのでローテが最悪でしたし、延長ローテなのにペースが速くなったので二重苦でした。
このレースは展開不利やローテ不利の馬がたくさんいるので、次戦以降の巻き返しが期待できます。同じようなメンバーで走ったとしても全然違う着順になると思うので覚えておきたいですね。
