プロ馬券師・双馬毅氏が実践例を交えながら馬券理論を解説する『双馬毅の“ローテ×血統”錬金術』。今回のテーマは馬券特化型の2歳戦診断(8月22日~8月30日分)」です。
なお、『競馬放送局』では双馬氏の推奨レース(予想)、特選リストを公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
双馬:今回は2歳戦診断です。新潟2歳S、中京2歳S、クローバー賞、すずらん賞の評価をして、注目の新馬戦をピックアップしたいと思います。
「レベル判定の基準」と「レベル判定についての注意点」は以下の通りです。
【レベル判定の基準】
S:重賞級の馬が複数存在
A:重賞級の馬+オープン級の馬が存在
B+:オープン級+1勝クラスを勝てそうな馬が存在
B:1勝クラスを勝てそうな馬が複数存在
C+:Bに近いC
C:平均的なレベル。数頭は勝ち上がれる
C-:Dに近いC
D:低レベル、勝ち上がる馬少ない
E:低レベル、2着以下が勝ち上がる確率は低い
【レベル判定についての注意点】
・各ブロックの1勝クラスで勝てそうかどうかを基準に判定しているため、同じCでも、関東のCと関西のCでは、関西のCの方がレベルが高くなります。
・芝1200m、芝1400mのCよりも芝1600m以上のCの方が概ねレベルが高くなります。
・ダート替わりで期待できる馬は『スマート出馬表』でチェックしてください。双馬メモに「馬場」と書いてある馬が、ダート替わり、芝替わりで期待できる馬です。
▼ピックアップレース(1)
8/23 新潟7R 新潟2歳S 芝1600 良
勝ち馬:レッチュベルク
双馬:今年も少頭数でしたが、メンバーは平均レベルにはあったと思います。スローペースでの結果なので鵜呑みにはできませんが、新馬戦で高評価したトップチェッカーに3馬身差以上つけられる馬が2頭もいたことは事実です。
勝ったレッチュベルクは強かったですね。11.2-10.7-11.1という終いのラップの中で差せるんですから、能力が高いことは間違いないと思います。まだスローペースしか経験していないので、ペースが上がった時にどうなるかでしょう。
2着トウシンマジックはトレンドハンターの牝系で、堅実な一族です。母父エンパイアメーカーなので追走が速くなったらどうかと思っていたんですが、そこまで速くならなかったので対応できましたね。ただ、これ以上速くなると一回は凡走しそうな気配があります。その後、またペースが緩めば走ると思うので覚えておきたいですね。
3着トップチェッカーは新馬戦の段階で強いと思っていたので、ここは先着した1、2着を褒めるべきでしょう。
インカルナータは新馬戦で高評価していましたが、4コーナーで逸走して9着に負けてしまいました。エフフォーリア産駒が短縮ローテでどういうパフォーマンスをするか見たかったんですが、これでは分かりません(笑)。インカルナータが力を発揮していたらさらにレースレベルが上がっていたと思うので残念です。
▼ピックアップレース(2)
