競馬評論家・TARO氏による、騎手の分析を中心にした回顧&展望コラム『TAROのジョッキーズファイル』。今回のテーマは「定点観測~函館ダ1000mを攻略する」です。
なお、『競馬放送局』ではTARO氏の厳選勝負レース(予想)を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
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先週末のしらさぎSは◎エルトンバローズ、○キープカルムで本線的中。先週のコラムで推奨したスイープアワーズが突っ込んできてくれたらなお良かったのですが、そこまで望むのは贅沢ですかね。
エルトンバローズの松若騎手は、実は今年大活躍中。天皇賞(春)ではヴェルテンベルクで大穴をあけましたし、チャーチルダウンズCではユウファラオに騎乗し14番人気2着。今年はベタ買いでも単複ともにプラスで、早くも昨年の勝ち星・24勝に追いつく勢いで23勝を挙げています。
松若騎手といえば151センチと小柄なジョッキーとしても知られていますが、それでいて結構ガッツがあってビッシリ追えるのが強みです。かつて巨漢馬アポロケンタッキーやサンライズノヴァで重賞勝ちをしたこともあるように、近年もリズム系というよりは案外パワー系として活躍しています。小柄=非力という先入観を持つことは禁物です。
もう若手という年齢でもないため今さら人気にもならないので、今後もまだまだ穴で狙えそうな気がします。もともと小倉は得意なジョッキーですし、夏のローカルでも楽しみです。
~夏競馬は定点観測がオススメ~
さて、今週からいよいよ中央開催が終わり、完全ローカルの夏競馬へと突入します。夏競馬を攻略する一つのカギが、“定点観測”です。同じようなコースで繰り返しレースが行われる夏のローカル開催だからこそ、同一の条件を見続けることで見えてくることがあります。
そこで今回取り上げたいのが函館ダート1000mです。ダート1000mはJRAにおいて札幌、函館、小倉にしか設定がない特殊コース。独特な傾向が出るため、個性的な騎手が活躍します。通常のリーディングや巧拙があまり通用しない=覚えておけば馬券で美味しい思いができるというわけです。
今回は函館ダート1000mを攻略するポイントをお送りします。
~逃げ馬がどの枠で、誰が乗っているか?~
まず注目するべきは、逃げを想定される馬がどこの枠に入り、誰が乗っているかです。
