競馬評論家・TARO氏による、騎手の分析を中心にした回顧&展望コラム『TAROのジョッキーズファイル』。今回のテーマは「夏の直線競馬は騎手と前走の位置取りで狙う」です。
なお、『競馬放送局』ではTARO氏の厳選勝負レース(予想)を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
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まずは先週末取り上げたコレット騎手のお話から。先週は新潟マイルの新馬戦を勝利。関屋記念ではエルトンバローズに騎乗し、馬群で我慢して最後に脚を伸ばし5着。
これまでのレースを見ていても、コレット騎手の持ち味が最も生きるのは芝の差し馬かなと思います。騎手の巧拙はどうしても多くのファンが目にする直線の位置取りや、追える追えないみたいな感覚的な話になりがちですが、もっと本質的な部分でいうと、
「馬が走りやすいかどうか」
という点が大事です。コレット騎手はその点で上手さが光ります。馬の走りやすさは、芝で末脚を生かしたいときに生きてくるので、特に芝のレースでは今後も注意が必要でしょう。
・コレット騎手は概ね“当たり”
・特に芝で持ち味が生きる
・馬群を捌ける
・脚を溜められる
・ダートは外枠や揉まれない条件向き
以上を意識したいですね。
~今週は直線競馬に注目~
さて、先週末は亀谷競馬サロンのゲストだったので、水道橋でレース解説をしながらの観戦になりました。やはり勝負は直線競馬ですよね。
日曜の新潟11Rの直線競馬は、丸田騎手のミエノブラボーが本命。結果は最後に差して来て5番人気2着。
このレースのポイントは、外枠勢が危なかったということだと思います。
8枠に入ったのは今村騎手のルブリアン、江田照騎手のブラックティンカー。ただ、ともにスピードを生かしたいタイプで、雨の影響を受ける直線競馬は微妙。直線競馬は強い向かい風になったり、馬場が渋ったりすると、通常よりもスピードで押し切りづらく、差しが届きやすくなります。
そうなると、やはり狙えるのは溜められるジョッキーです。
勝ったパレスドフィーヌは丸山騎手。これは7枠13番という好枠を生かし、上手く脚が溜まった結果、伸びてきました。ただ、丸山騎手は別に上手くはないので、たまたま進路がなく脚が溜まった結果でした。
むしろ、2着の丸田騎手、3着の杉原騎手がカギ。丸田騎手は脚を溜めるジョッキー。3着の杉原騎手はお馴染みの直線巧者です。
というわけで、ココからは今開催の直線競馬のポイントをお伝えします。
