競馬評論家・TARO氏による、騎手の分析を中心にした回顧&展望コラム『TAROのジョッキーズファイル』。今回のテーマは「競馬のデータは本質的でない理由」です。
なお、『競馬放送局』ではTARO氏の厳選勝負レース(予想)を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
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正直、アイビスサマーダッシュは獲りたかったですね…。先週の当コラムでの推奨は津村騎手のカウスリップ、あとは外枠で前走2番手以内に先行していない馬と、溜められる騎手の馬という組み立てでした。
枠順を見て本命は外枠で前走先行していないビッグシーザー。ロードトレイルは溜められる大野騎手で枠も良く3番手。カウスリップは内枠が気になりましたが、やはり津村騎手ということもあり5番手。筋は悪くなかったと思うのですが、肝心の本命があまり惜しくない4着では仕方ないです。
アイビスサマーダッシュは来年までありませんが、また今週末も直線の特別戦がありますし、秋にはルミエールオータムダッシュも控えているので、どこかで改めて狙いましょう。
待ってろよ、直線競馬!(誰…?)
~データでは見えない直線巧者~
ところで、アイビスサマーダッシュのタイミングでいろんな記事を読んでいたのですが、菊沢騎手が各所で取り上げられていた一方、津村騎手があまり取り上げられなかったのが意外でした。
直線巧者として揺るぎない両横綱は、菊沢騎手と津村騎手です。
ただ、確かにデータを調べると菊沢騎手はいいとして、津村騎手は近年そこまで好成績ではないんですね。
直近3年(2023年~先週前時点)の直線競馬の成績は以下の通り。
▽津村×直線
(2-2-2-15)単/複回収値 94/68円
直近3年半余りで2勝というと、8勝の菊沢騎手はもちろん、5勝の丹内騎手、4勝の嶋田騎手、今村騎手も3勝で勝率も上回っていますから、やはりそちらに目が行くのは無理もありませんか。
ただ、これにはカラクリがあります。
津村騎手はここ数年でG1も制し、ジョッキーとしての格がかなり上がったことが関係しています。
