競馬評論家・TARO氏による、騎手の分析を中心にした回顧&展望コラム『TAROのジョッキーズファイル』。今回のテーマは「今のデムーロはこう買え」です。
なお、『競馬放送局』ではTARO氏の厳選勝負レース(予想)を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
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先週の新潟2歳ステークスは田辺騎手騎乗のレッチュベルクが勝利。2着は名手コレット騎手騎乗のトウシンマジック、3着は北村友騎手騎乗のトップチェッカー。
先週のコラムで、
「末脚を引き出せる田辺騎手に乗り替わるのはプラス」
と書きましたが、その理由はインディチャンプ産駒ということ。インディチャンプ産駒は昨年の新潟2歳Sでもタイセイボーグが2着と好走しており、今年は1、3着。
インディチャンプといえば現役時代は鋭い決め手でマイルG1で活躍しましたが、産駒も溜め込んで弾ける末脚が武器です。
昨年の産駒デビューから先週の新潟2歳Sまでに合計25勝を挙げていますが、そのうち逃げ切りはたったの1度だけ。最初のコーナーを5番手以下で回ってきた馬が15勝を挙げています。
通常だと下級条件や2歳戦は逃げ切りが多く、前々で立ち回る馬が有利になることを考えると、かなり個性的な傾向と言えます。
▽インディチャンプ産駒の脚質別勝利数
逃げ切り:1勝
好位差し:14勝
中団差し:7勝
追い込み:3勝
つまり、父譲りの末脚を生かせるタイプが多いということ。父は福永騎手や池添騎手など、いわゆる“リズム重視系”、“ソフト系”の騎手でビッグレースを制しました。産駒も総じて父似なので、
「インディチャンプ産駒はリズム重視系騎手で狙え」
と覚えておけば間違いないと思います。もちろん芝の内枠も得意。リズム重視系の田辺騎手×内枠というレッチュベルクは、まさに絶好の狙いどころだったということです。
~デムーロの現在地~
さて、今回はデムーロ騎手を取り上げます。5月に復帰してから約4か月。この期間で10勝というのは全盛期を知る多くのファンからすると寂しい気もしますが、先週は4勝と久々の固め打ち。なにより個性が強く、狙い方、嫌い方はわかりやすい。
「上手い騎手よりわかる騎手」
という、そもそもの考え方にはマッチしたジョッキーです。
早速ですが、現状をまとめてみます。
