先週は日曜に阪神で2歳牡馬のマイル王者を決める朝日杯FSが行われました。1~3着までクビ、クビ差の大接戦を制したのはドルチェモア。内枠有利の馬場状態とはいえ、前後4F45.7→48.2秒の差し有利の展開を3番手から押し切った内容は評価できるでしょう。母アユサンに続く母子GI制覇を成し遂げました。
2着ダノンタッチダウンはG2・デイリー杯に続く2着。直線では馬群を縫って抜け出してきました。今回も前半は置かれ気味で道中の追走が今後も課題となりそうですが、上がり3Fはデビュー以来3戦連続でメンバー最速をマーク。確かな決め手は今後も要注目です。
3着には先週の当欄で取り上げたレイベリングが食い込みました。11月26日の東京の新馬戦を勝ったばかりで、今回がデビュー2戦目。初の遠征競馬、初の右回りなどの課題をクリアしての僅差GI・3着は大いに評価できるでしょう。今後の伸びシロは大きそうで、来年が楽しみになる力走でした。
さて、今週は有馬記念ウィークということで2歳重賞は行われません。しかし、今後の飛躍が期待される新馬のデビューが予定されているため、今回はそちらをご紹介したいと思います。
まずは土曜中山5R(芝1800m)を予定しているアルメリア。ハーツクライ産駒の牝馬で、母はG3・フラワーC、G2・スワンSと重賞2勝を挙げたアルビアーノ。管理するのは母と同じく木村哲也厩舎です。
▲12/24(土)中山5Rでデビュー予定のアルメリア
トレーナーは『母も同時期のデビューだったように体質の弱さを受け継いでいますが、それでも追われながら少しずつ強くなってきています。もう少し時間があれば・・・というところですけど、前向きな気性でスピードもある。レース当日までにさらにベースを上げていければ』と、成長途上であるのと同時にポテンシャルの高さも認めています。鞍上はクリストフ・ルメール騎手の予定です。
2022/12/20 (火)
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藤井真俊
東京スポーツ新聞社・レース部記者。昭和55年4月8日生まれ、埼玉県出身。美浦トレセンで毎週取材を続け、蛯名正義調教師や三浦皇成騎手のコラムを担当するほか、週末には予想コラム「ザ・飲ンフィクション」を連載中。「BSイレブン競馬中継」「ラジオ日本 土曜競馬実況中継」解説者。そのほか雑誌「Number」やキャロットクラブ会報、netkeibaなど各種媒体で執筆中。
