東京スポーツ・藤井真俊記者によるPOG最新情報。今回は先週の桜花賞振り返りと、今週行われる皐月賞の注目馬について。現場記者だからこそ聞ける話は必見です!
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先週は日曜阪神で牝馬クラシックの第一冠・桜花賞が行われました。
勝ったのは2歳女王・スターアニス。互角のスタートから、道中は中団で待機。向正面では行きたがって頭を上げる場面もありましたが、何とか収まります。そのまま4角を回って直線に向かうと、そこからが圧巻。
馬なりのまま残り300mすぎで先頭に立つと、そこからはあっという間に後続を突き放すワンサイドV。1分31秒5の走破タイムは、2021年のソダシ(1分31秒1)に次ぐ歴代2番目の好タイムでもありました。
この2歳女王による阪神JFからの直行ローテは、そのソダシ以降の近6年で5頭が選択して【3-2-0-0】の好成績。桜花賞制覇へ向けたベストローテーションとして定着してきました。
気になる次走は現時点で未定とのことですが、父はドレフォンで、母は短距離重賞2勝のエピセアロームという血統構成。オークスで二冠を目指すのか、異なる路線を歩むのか、その動向から目が離せません。
2馬身半差の2着にギャラボーグ。元は昨年の阪神JF・2着馬。1番人気に推されたクイーンC(GIII)で9着と敗れて人気を落としていましたが、西村淳騎手との初コンビで巻き返しました。これで阪神コースは【1-2-0-0】。2着2回はともにGIですから、適性は高いです。
一方、勝ったスターアニスと人気を分け合った2番人気・ドリームコアは9着に敗退。道中はそのスターアニスを前に見る形でしたが、勝負どころから伸びを欠きました。レース後のルメール騎手は「左回りの方がいいかも。距離ももっとあっていい」とのことで、仮にオークスに出てくるようなら反発があるかもしれません。
なお、今回は7頭の関東馬が参戦。栗東滞在組、直前輸送(金曜輸送含む)組に分かれましたが、最先着は直前輸送を選択したジッピーチューン(3着)。しかし、同じく直前輸送のディアダイヤモンドは12着で、前出ドリームコアは栗東滞在で臨んだものの9着でした。どれが正解とは言えない結果となりましたが、結局は“その馬(厩舎)によって正解は異なる”のかもしれません。
さて、今週は日曜中山で牡馬クラシックの第一冠・皐月賞が行われます。朝日杯FS勝ちのカヴァレリッツォ、ホープフルS勝ちのロブチェンが主役候補。
そのほか弥生賞(GII)を勝ったバステール、東京スポーツ杯2歳S(GII)勝ちのパントルナイーフや、アルトラムス(毎日杯・GIII)、グリーンエナジー(京成杯・GIII)、ゾロアストロ(きさらぎ賞・GIII)、リアライズシリウス(共同通信杯・GIII)など、多士済々のメンバーが集いました。一方で無敗馬はアスクイキゴミ(チャーチルダウンズC・GIII)ただ1頭のみと、混戦ムードも漂っています。
