東京スポーツ・藤井真俊記者によるPOG最新情報。今回は先週の皐月賞振り返りと、今週行われる青葉賞、フローラSの注目馬について。現場記者だからこそ聞ける話は必見です!
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先週は日曜中山で牡馬クラシックの第一冠・皐月賞が行われました。
勝ったのは1番人気のロブチェン。互角のスタートから促されて先手を取りに行くと、そのままハナを切る形に。直線では2着リアライズシリウスとの追い比べを3/4馬身制して、昨年末のホープフルSに続く2度目のGI制覇を果たしました。
決着タイム1分56秒5は従来の記録を0秒1上回るコースレコード(レースレコードは0秒5更新)。しかし、ラップを見ると前後5F58.9-57.6秒の後傾で、2番手追走から2着のリアライズシリウスも含めて“行った行った”の前残り決着でした。
逃げ差し自在の脚質、追い比べに負けない根性、そして松山騎手とのコンタクトの良さも含めて、総合力の高さを感じさせる勝利となりました。
2着リアライズシリウスは、2番手追走から直線では一旦、先頭に出る場面も。最後はロブチェンに内から差し返されましたが、先週の当欄でご紹介した通り課題の右回りは問題なくクリアしました。次走は日本ダービーを予定。新潟2歳S、共同通信杯と重賞2勝を挙げる左回りコースでの巻き返しに期待がかかります。
3着ライヒスアドラーは中団の馬混みで折り合いを欠く場面もありましたが、直線では外から猛然と追い上げました。4着馬も先行勢だったことを考えると、負けて強しの内容だったと言えるでしょう。
ほかにも今回は展開不向きや距離不足、完調手前など敗因が明確な馬が複数いた印象。東京2400mが舞台のダービーでは勢力図の変化も見られるかもしれません。
さて今週はGIの合間の中休み週。土曜東京では青葉賞(GII)、日曜東京ではフローラS(GII)と、ダービー、オークスへ向けた2つの重要なトライアルが行われます。
