先週は各地で7鞍の新馬戦が行われましたが、1番人気の勝利はわずか2勝のみ。1か月前の新馬戦開幕週では5鞍中3鞍で1番人気馬が勝利したことを考えると、“評判馬”の質が少しずつ薄まってきたように感じます。今週からはより慎重に調教内容や陣営の感触を見極めていかなければなりません。
日曜(7月2日)福島5R(芝1800m)に出走予定のレイデラルース(牡・手塚、母カンデラ)は、新種牡馬・レイデオロ産駒で調教の動きが目立つ1頭。2週前(14日)の南ウッド5F66.6-52.2-11.4秒に続いて先週(21日)も5F67.5-52.1-11.8秒とシャープな動きを披露しました。
▲手塚厩舎のレイデラルース(父レイデオロ)
昨年も同舞台で新馬勝ちしているあの厩舎が送り出す若駒に注目を/東スポ・藤井記者の“若駒”生情報!
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藤井真俊
東京スポーツ新聞社・レース部記者。昭和55年4月8日生まれ、埼玉県出身。美浦トレセンで毎週取材を続け、蛯名正義調教師や三浦皇成騎手のコラムを担当するほか、週末には予想コラム「ザ・飲ンフィクション」を連載中。「BSイレブン競馬中継」「ラジオ日本 土曜競馬実況中継」解説者。そのほか雑誌「Number」やキャロットクラブ会報、netkeibaなど各種媒体で執筆中。