東京スポーツ・藤井真俊記者によるPOG最新情報。今回は毎日杯の振り返りと、土曜中山・山吹賞の注目馬について。現場記者だからこそ聞ける話は必見です!
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先週は土曜阪神で毎日杯が行われました。結果はメイショウタバルの逃げ切り勝ち。何よりインパクトがあったのは、その勝ちっぷりでした。
字面の上では4角先頭の馬が勝って、2番手の馬が2着しただけの“行った行った”決着。しかし、4コーナーではわずか1馬身程しかなかった差を、直線だけで6馬身も拡げた内容は圧巻でした。
ゴールドシップ産駒だけに重馬場が味方したという見立てもあるでしょうが、前5F59秒6→1分46秒0(重)の決着は、前開催のリステッド・大阪城Sの58秒6→1分45秒4(良)と比較をしても優秀な数字であることが分かります。馬場やコース、展開など、違ったシチュエーションでも同様の力を発揮できるかは未知数ですが、3歳牡馬クラシック戦線に不気味な伏兵が現れました。
さて、今週はクラシック直前ということで3歳重賞は行われませんが、土曜中山の1勝クラス・山吹賞(中山芝外2200m)には、ダービーを見据えた牡馬16頭が登録してきました。