東京スポーツ・藤井真俊記者によるPOG最新情報。今回は8/4(日)ダリア賞の注目馬について。現場記者だからこそ聞ける話は必見です!
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先週、今週と中央競馬は新潟、札幌の2場開催。とりわけ新潟開催は通常の“関東自ブロック”で行われないため、昨年同様に先週は関西馬が猛威を振るいました。今週までは同様の形式で開催されるため、引き続き平場の未勝利や条件戦では、まず関西馬のジャッジが重要となりそうです。
一方、新馬戦と特別戦に関しては普段から“自ブロック”が関係のない分野なのですが…、先週はこれらのカテゴリーでも関西馬が大活躍でした。新馬戦では土日4鞍すべてで関西馬がV。特別レースでは7鞍中4鞍を関西馬が制しました。
これは単なる個体の能力差だけでなく、美浦よりも良い交通の便や、小倉開催がないことによる戦力の集中なども影響していると考えられます。今週も“関西優勢”の傾向は続きそうですが、関東記者としてはぜひとも反撃に期待したいところです。
そんな中で当欄が注目したのは日曜新潟の2歳オープン・ダリア賞です。目下5年連続で関東馬が優勝と“東高西低”の傾向がある一戦。昨年の勝ち馬・コラソンビートはその後、GII・京王杯2歳Sを制して、阪神JFでも3着に食い込むなど大活躍でした。