東京スポーツ・藤井真俊記者によるPOG最新情報。今回は先週の注目新馬戦振り返りと、今週末デビュー予定の注目2歳馬について。現場記者だからこそ聞ける話は必見です!
藤井真俊記者の最新記事や予想等はWebサイト「東スポ競馬」でご確認ください。
先週は中山、中京で土・日・月の3日間競馬。各地で注目の新馬が勝ち上がりました。
まずは月曜中山の芝1800mを制したブラウンラチェット。先週の当欄でもご紹介したように、戦前から注目を集めていましたが、実戦では好位の外から楽々と抜ける横綱相撲で、評判に違わぬ走りを見せつけました。
半兄は今年のケンタッキーダービー3着のフォーエバーヤング(父リアルスティール)ですが、こちらはキズナ産駒の牝馬で、芝のレースが主戦場となりそうです。
月曜中山の芝1600mでデビュー勝ちを決めたレーヴブリリアント(牡、父スワーヴリチャード)も近親にリスグラシューがいる良血。2着とはわずかクビ差でしたが、余裕を持って抜け出す姿は着差以上の強さを感じさせました。
中京では月曜芝1600mを勝ち上がった白毛の牝馬・ゴージャス(父ゴールドシップ、母サトノジャスミン)が話題を集めましたが、血統的な魅力なら土曜芝1400mのナムラクララ(牝、父アドマイヤマーズ)。半姉は短距離重賞で4勝を挙げているナムラクレアで、直線早め先頭から押し切りました。
まだまだ残暑が厳しい9月ですが、秋競馬らしく各地でニュースター候補が名乗りを上げています。そんなわけで今週もデビューを控える注目新馬をご紹介します。