東京スポーツ・藤井真俊記者によるPOG最新情報。今回は先週の注目新馬戦振り返りと、土曜東京・アイビーSの注目馬について。現場記者だからこそ聞ける話は必見です！
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先週は土、日、月の変則3日間開催。東京、京都、新潟の各地で2歳戦が行われましたが、なかでもインパクト大だったのは月曜東京5R(芝1800m)で新馬勝ちしたデンクマール(牡、田中博＝父モーリス)です。
先週の当欄でもご紹介した同馬。母リリーノーブル(オークス2着)という血統に加えて、調教の良さも相まって、単オッズ1.4倍の圧倒的支持を集めましたが、レースでは期待通りのワンサイドV。マイペース逃げから直線ではメンバー最速の上がり3F33秒7でまとめて、2着に3馬身半差をつけてみせました。
ちなみにその2着タイヨウノキセツは、前日(13日)に亀谷サロンのリアルサロンスペースで月曜のオススメとして挙げた馬。1、2番人気のワンツーですから威張れませんが、ともに取材の感触通りの走りをしてくれてホッとしました。
ほかでは土曜新潟5R(芝1600m)を6馬身差で逃げ切ったミストレス(牝、矢作)も要チェック。牝馬限定戦のうえ、51キロの軽量だった点には留意したいですが、キズナ産駒で近親にはコントレイルがいる血統馬。502キロという雄大な馬体の持ち主で、まだまだ伸びシロがありそうです。
さて今週は土曜東京でリステッド・アイビーS(芝1800m)が行われます。過去10年の勝ち馬からソウルスターリング、クロノジェネシス、ドウデュースと3頭ものGI馬を輩出している出世レース。敗戦馬からもペルシアンナイトやアスクビクターモア、レガレイラといった大物が出ています。
