東京スポーツ・藤井真俊記者によるPOG最新情報。今回はフラワーCの振り返りと、一足早い桜花賞の展望です。現場記者だからこそ聞ける話は必見です!
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先週は土曜中山で牝馬限定のGIII・フラワーCが行われました。特定のGIトライアルではないものの、過去に何頭ものGI馬を送り出している名物重賞です。
勝ったのはレーゼドラマ(辻野、父キズナ)。ゆりかもめ賞6着からのローテで5番手の伏兵評価にとどまりましたが、レースでは2番手から早め先頭の積極策で2馬身半差の完勝。前後4F47.8-47.7秒の平均ペースながら、上位に差し馬が台頭した前崩れ決着を考えると、その持久力の高さが浮き彫りになります。
前出ゆりかもめ賞では切れ負けする結果となっただけに、乗り方に注文はつきそうですが、豊富なスタミナを生かすような立ち回りができれば、樫の舞台でも面白いかもしれません。
ちなみに、先週の当コラムで取り上げたもののフラワーCを抽選除外となったショウナンサムデイは、今週の日曜中山・ミモザ賞にスライドしました。
さて、今週の土曜阪神にGIII・毎日杯を残すものの、クラシックの主たる前哨戦はほぼ終了。このタイミングで、今回はひと足先に桜花賞の展望をしてみましょう。