先週の日曜函館芝1800m新馬戦は現地で取材し、取り上げた3頭のうち最も人気がなかったトップキャストが勝利。しかも、勝ち時計1分48秒5は2000年以降に函館で行われた2歳戦で2番目の好タイム。ちなみに、トップタイムのウィクトーリア(1分48秒3)はフローラSを勝ち、3位タイのニシノデイジー(1分49秒7)は札幌2歳Sと東スポ杯2歳Sを勝利。トップキャストにも重賞級の活躍を期待したくなります。
次走は札幌2歳Sを予定しているそうですが、ダイワメジャー産駒の牝馬は芝1800m以上の重賞で[0-1-5-68/74]と勝利は一度もないだけに、このデータを覆せるでしょうか。
そして、先週の当欄で取り上げた馬たち以上に函館滞在で印象に残った馬が、今週の日曜(8月1日)函館芝2000mでデビューする友道厩舎のジャスティンスカイ(牡、父キタサンブラック、母リアリサトリス)です。
▲今週函館デビュー予定のジャスティンスカイ
一昨年の当歳セールで9000万円と高額で落札されましたが、その値段にたがわぬ気品ある風格を醸し出す馬体と、追い切りの動きに引き付けられました。
2021/07/27 (火)
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松井中央
中学時代に天皇賞・秋を勝利したヤエノムテキの美しさに魅了され、さらに初代ダビスタに夢中になり競馬にのめりこむ。映像制作会社に就職後は海外映画などの字幕、吹替制作に携わるも、競馬の夢を諦め切れず東京スポーツへ転職。広告局~レース部内勤を経て2019年、40代にしてトレセンデビュー。馬券の主戦場は2、3歳戦の午前中のレース。自転車でトレセンの北、南の馬場を奔走し得た情報に馬場傾向と血統適性を組み合わせ、激走馬を日々捜索中。