来週(7月11、12日)にセレクトセールを控えているのもあり、今週末に新馬戦を予定している厩舎の中には、有力オーナーたちと直接会う機会を前に、勝負気配を強く感じるところもあります。
その中でも注目は武井厩舎。今週末の福島新馬戦では3頭を送り出しますが、いずれも師の評価は非常に高く、『3つ全部勝つつもりです』といつも以上にポジティブ発言が飛び出すほどでしたので、その3頭をじっくりご紹介していきます。
まずは土曜(9日)、または日曜(10日)の芝1200mに出走予定のハルオーブ(牡、父ディーマジェスティ、母ハルダヨリ)。
▲土曜(9日)、または日曜(10日)の芝1200m戦でデビュー予定のハルオーブ
ウッドコースの1週前追いでは、ラジオNIKKEI賞に出走したゴーゴーユタカを3馬身追走し、直線もしっかり食らいつく勝負根性を披露。武井師は『追い切りを重ねるごとに、ちゃんと動けるようになってきたし、ディーマジェスティの産駒は短いところがいいと思っているので、この条件も合うと思う。まだ良くなる余地を残すけど、そのなかでも初戦から好勝負できるでしょう』と手応え十分です。
2022/07/05 (火)
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松井中央
中学時代に天皇賞・秋を勝利したヤエノムテキの美しさに魅了され、さらに初代ダビスタに夢中になり競馬にのめりこむ。映像制作会社に就職後は海外映画などの字幕、吹替制作に携わるも、競馬の夢を諦め切れず東京スポーツへ転職。広告局~レース部内勤を経て2019年、40代にしてトレセンデビュー。馬券の主戦場は2、3歳戦の午前中のレース。自転車でトレセンの北、南の馬場を奔走し得た情報に馬場傾向と血統適性を組み合わせ、激走馬を日々捜索中。