今週は国枝、手塚、宮田厩舎の注目馬をズラッと紹介していきます。
まずは土曜(9日)東京で行われるサウジアラビアRC(芝1600m)に出走するコマンドライン(牡、父ディープインパクト、母コンドコマンド)から。
▲サウジアラビアRCに出走するコマンドライン
デビュー戦は加速までにややもたついた印象で、ここも圧倒的人気なら疑ってかかりたくなります。ただ調教の動きは新馬戦の時とは見違えるくらいグンと良くなっています。ウッドコースが自動計測になる前と後のため、単純なタイム比較はできませんが、直線での反応の鋭さ、迫力あるフットワークは抜群。
国枝調教師の『初戦は余裕残しの仕上げでエンジンがかかるまでに時間がかかったけど、今回はずいぶん成長を感じる。体も10キロぐらい増えているけど、ほとんど成長分だし、ここまでいい感じできているよ』の言葉通り馬体にも逞しさが出てきました。
個人的には、よりマイラーらしい体つきになってきたように見えるだけに、ここで崩れることはなさそう。ただ今後2000mを超える距離を使った時は疑ってみたいです。
日曜(10日)東京芝2000mの未勝利戦には以前、当欄で取り上げたレッドランメルト(牡、父ディープインパクト、母クイーンズアドヴァイス)が出走します。
2021/10/05 (火)
新馬の時から進化したコマンドライン、宮田師が絶賛のインダストリアにも注目/東スポ・松井記者の“若駒”生情報!
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松井中央
中学時代に天皇賞・秋を勝利したヤエノムテキの美しさに魅了され、さらに初代ダビスタに夢中になり競馬にのめりこむ。映像制作会社に就職後は海外映画などの字幕、吹替制作に携わるも、競馬の夢を諦め切れず東京スポーツへ転職。広告局~レース部内勤を経て2019年、40代にしてトレセンデビュー。馬券の主戦場は2、3歳戦の午前中のレース。自転車でトレセンの北、南の馬場を奔走し得た情報に馬場傾向と血統適性を組み合わせ、激走馬を日々捜索中。