Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
第71回目のトークテーマはサトノダイヤモンド考察のまとめと新たにスタートするデクラレーションオブウォーの考察。師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
今井雅宏(以下、今): 前回は、レース間隔を詰めると良くないという話をしたよね。中1週の成績は芝もダートも良くない。つまり硬さが出やすいわけだ。ただ叩き2戦目は走るという話もあったよね。
▼参考記事
【第70回】サトノダイヤモンド#1 前走よりペースアップするレースが狙い!/今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~
亀谷敬正(以下、亀): 芝の叩き2戦目は単複とも回収率が100%を楽に超えてますよね。活を入れないと走らないタイプなんですよ。
今: 休み明けはボーッとしてるわけだ。
亀: だから松山騎手、川田騎手、坂井騎手なんかとの相性が良いわけですよ。彼らはガッツを注入するタイプの騎乗なんで。
今: 松山騎手はもう5勝もしてるね。
亀: それと前走短縮で走った後って反動が怖いじゃないですか。でも、サトノダイヤモンド産駒の場合、ダートの短縮で3着以内だった馬の次走は、ほとんど走ってるんですよ。厳しいペースを経験させて活を入れたほうが、次走も走りやすくなるタイプなわけです。
今: ダートの短縮は、激走しても芝より心身が硬くなりにくいのもあるよね。
亀: そういえば硬くなると言えばサロンメンバーの方から、「今井さんの予想でよく、『硬くなっている』とあるけど具体的にはどういう状態ですか?」と質問を受けたのですが、解説して貰えますか?