Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
第210回目のトークテーマは札幌芝の狙い方(1200~1800m編)です。師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
なお、『競馬放送局』では今井氏の推奨レース(予想)を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
今井雅宏(以下、今):先週はクイーンSを当てたけど、アイビスSDは予想上位6頭のうち5頭が5着以内を独占したのに、順番がダメだったよ。14番人気のロードトレイルと10番人気のカウスリップは、『ウマゲノム版 種牡馬辞典 2026-2027』やこの連載でも再三解説してきた「ロードカナロアの相手強化」だったよね。
条件戦で負けた馬でも別定の重賞で激走できることを理解できない人がまだ多くて、なかなか人気にならないよね~(笑)。
亀谷敬正(以下、亀):そもそも、血統で予想してる馬券ファン自体、今はほぼいないですからね。加えて、同じ馬でもローテーションによって発揮できる能力が変わる概念なんて、誰も予想に利用してないですよ。もう30年近くこんな感じですから、一般馬券ファンっていう人種はそういうものなんでしょう(笑)。
今:馬は関係性と時系列の中で走っていることを理解しないとね。とはいえ、夏の新潟は天候が不安定で、走れる穴馬はピックアップできるけど、絞り込むのが大変なケースも多くなりやすいね。
先週日曜はクイーンSもそうだけど、札幌2Rや12Rの苫小牧特別も当ててと、結局札幌中心だったんだよね。やっぱり北海道の方が天候も安定しやすいから、今週は札幌芝のコース分析をやっていこう。
まず芝1200mからだけど、勝率はファインニードルなんかが高いよね。速い流れをついていって消耗戦になっても残せるタイプの期待値が高い。2023年からのデータだと、2~4枠の勝率が低くて、1枠と外枠が良い。内と外から挟まれると、かなり揉まれ強いタイプでないと窮屈になって嫌がるシーンが目に付くね。
距離変更は短縮が安定して、複勝回収率で楽に100%を超えているよ(データは2023年以降)。特に良の短縮だと200%超え。前走の位置取りは好位の3~9番手くらいで、ちょっと前走で揉まれた馬が短縮はよく走っている。距離は1500m、1600mからが良い。1400mも悪くないけど、1400mからの短縮が決まりそうな馬は、みんなも分かっちゃうんで人気になりやすいよね。
亀:それでも、おいしいと思いますけどね。先週の苫小牧特別なんかも、ボクと今井さんは『競馬放送局』でマテンロウサンを揃って本命にしましたけど、あれで5.4倍ってマジか!ってぐらいおいしかったですよ。
