Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
第215回目のトークテーマは昨年デビューの種牡馬検証からクリソベリルを取り上げます。師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
なお、『競馬放送局』では今井氏の推奨レース(予想)を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
亀谷敬正(以下、亀):先週の重賞も『競馬放送局』で公開しているボクと今井さんの予想を見るだけで儲かりましたね。
今井雅宏(以下、今):京成杯AHは10番人気ピコローズ◎で、馬単188倍を3点目で当てたよ。これでCBC賞の万馬券から、5週連続で3番目以内の買い目での重賞的中になったよ。
予想は買い目に順番が付くシステムにしてるんだよね。当たるときは天候とかペースとかのレース質が読めたときだから、5、6番目で当たるよりは今回みたいに3番目以内の買い目で当たる確率の方が高くなるんで、そこを厚めに買ってもらうために。
▼参考/競馬放送局
今井雅宏が10人気◎で京成杯AHを的中!/先週のMVP
亀:改めて、ピコローズ本命の理由を教えてください。
今:開幕週で雨が上がる予報なんで、内から乾いていく湿り気を帯びた高速馬場になるはず。そうなると内目が有利になる可能性も高いよね。ピコローズは中枠だけど、高速の1400mで刺激を受けて活性化された後の延長だから、前走より追走が楽で自在に動ける状態になってたんだよね。枠の並び的にスッと好位の好きなポジションを取れそうで、どこが伸びる馬場でも騎手が好きなように操縦できる可能性が最も高い馬という判断だったよ。
それと、鮮度が高いときのサトノダイヤモンドは、延長の多頭数が一番集中できる。なので、ちょうど嵌まるはずという読みもあった。
エコロブルームは延長で前に行くと体力的に厳しくなるから、「少し矯めれば」って解説で、実際少し矯める位置取りショックを掛けたぶん、楽に走れて2着だったよね。
あと、ちょうどこの間ダノンプレミアム産駒のとき話題にしたレザベーションが出てたけど、NZT勝ちでNHKマイルCでも好走したから人気になってたんだよね。ただ、前回解説したように、ダノンプレミアムは叩いて集中するし、外枠の開幕も向かない。人気の今回は無印にしたよ。
馬は「中山1600m」や「能力」といった静的な要因だけでなく、前走からの記憶の連続性といった動的ダイナミズムの中で走る。簡単に言えば、距離変更や位置取りショック、鮮度、枠とかの要因で、「前走より気持ち良く走れた馬が勝つ」ということだよね。
亀:それがMの法則ですもんね。
今:さて、今回はクリソベリルの話をしよう。まとまっていて真面目な産駒が多いゴールドアリュールの中では、母父が体力型のエルコンドルパサーで、かなり単調なパワー型だよね。だから揉まれずスムーズな形が合う。実際、短縮より延長の方が好走率も高いし。
