競馬キャスター、ならびに単行本「馬場のすべて教えます」の著者としてもお馴染みの小島友実さんによる連載『コジトモの馬場よもやま話』。
今回のテーマも引き続き「東京芝」について。長年に渡り“馬場”を取材してきた第一人者からの馬場情報は必見です!
先週の東京芝はBコース替わり。この週は例年、雨の影響を受けなければ内を立ち回る先行系が優勢になることが多いのですが、今年秋の東京芝は例年より傷みが多いため、コース替わりでも慎重に判断すべきと、先週の当コラムでも書きました。
終わってみれば差し優勢は変わらず。先週13鞍あった芝のレースの脚質別成績は先行4勝、中団7勝、後方2勝。勝ち馬13頭中12頭が上がり3ハロンで3位以内。勝つには決め手が求められる傾向は変わりませんでした。
個人的には10月29日(土曜)朝に発表されたクッション値や含水率を見て、差し優勢は変わらないだろうなと感じました。