競馬キャスター、ならびに単行本「馬場のすべて教えます」の著者としてもお馴染みの小島友実さんによる連載『コジトモの馬場よもやま話』。
今回のテーマは朝日杯FSが行われる「阪神芝」について。長年に渡り“馬場”を取材してきた第一人者からの馬場情報は必見です!
先週行われた阪神JFは、リバティアイランドが人気に応えて快勝。新馬戦で見せた圧勝劇が秀逸だったことを証明しましたよね。一方、8枠に入ったウンブライルは15着、ラヴェルは11着でした。
当コラムでもお伝えした通り、阪神芝は2016年以降、張替面積を増やしており、近年レース傾向が変わってきた印象があるので、私が阪神芝のレース分析をする際は2016年以降のデータを重視するようにしています。2016年~2021年の阪神JFの8枠馬の成績は【0-1-0-16】。そして今年も8枠馬は結果を残せませんでした。
阪神芝が張替面積を増やして以前と大きく変わったと感じるのは、傷みにくくなったということです。