競馬キャスター、ならびに単行本「馬場のすべて教えます」の著者としてもお馴染みの小島友実さんによる連載『コジトモの馬場よもやま話』。
今回のテーマは先週から再開された「京都芝、ダート」について。長年に渡り“馬場”を取材してきた第一人者からの馬場情報は必見です!
先週、2年半ぶりに京都競馬が再開しましたね。1レース目のファンファーレを聞いた時は胸が高まりました。
では、芝のレースから振り返ります。先週は土日で芝レースが12鞍組まれ、逃げ2勝、先行4勝、中団5勝、後方1勝。差し系の6勝はすべて外回りのレースで、開幕週だからといって先行系中心ではなく、差しも届いていました。また、勝ち馬12頭中10頭は上がり3位以内の脚を使っており決め手が求められる馬場。そして、12勝中9勝は5枠から外の馬でした。
走破時計は、土曜の前半は速くもなく遅くもない感じでしたが、土曜の特別戦から少し速くなっていき、日曜のマイラーズCの勝ちタイムは1分31秒5。サングレーザーのコースレコード1分31秒3に0.2秒差という好タイムでした。