大阪スポーツ・赤城真理子記者による栗東トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回はキタサンブラックの弟で次週の青葉賞を予定しているシュガークンついて。現場記者だからこそ聞ける話は必見です!
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本来、このコラムでは今週末の出走馬について書くのが適切ですが、まだ新鮮なうちにお届けしたいことがあるのでお付き合いください。
大寒桜賞の前、このコラム(3/22配信「兄と同じ道を」)で書かせていただいたシュガークン。兄キタサンブラックを彷彿とさせるような逃げ切り勝ちで、先々がより楽しみになりましたね。
少し間隔を取って、今は予定通り来週の青葉賞へ向けて調整が進められていますが、今週の追い切りが素晴らしかったんです。
▲青葉賞でダービーの出走権を狙うシュガークン
武豊騎手が自ら跨り、マイラーズCに出走するボルザコフスキーとウッドコースで併せ馬。道中はピタッと折り合いながら気持ち良さそうにスイスイ走り、ラストはビシッと追われると、「え?」と目を見張るほどキレにキレました。6ハロン80.2-65.2-50.1-35.5-11.1秒。記者席もさすがにざわつきました。
引きあげてこられた武豊騎手は馬上で満面の笑顔。あの表情を見てしまったら勇気を出してお聞きするしかありません!