プロ馬券師・双馬毅氏が実践例を交えながら馬券理論を解説する『双馬毅の“ローテ×血統”錬金術』。今回のテーマは「NHKマイルC、オークス、ダービーの結果分析」です。
なお、『競馬放送局』では双馬氏の推奨レース(予想)、特選リストを公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
双馬:今回はNHKマイルC、オークス、日本ダービーを振り返りたいと思います。3歳馬のレベルの指針になるので、夏競馬にも役立つと思います。
──分かりました。では、NHKマイルCからお願いします。
【NHKマイルC】
双馬:NHKマイルCは先行馬がそれほど多くなかったんですが、テン3F33秒7と割と締まったレースになったので、平均以上のレベルにはなったと思います。
勝ったロデオドライブは高速馬場が得意という見立てでしたが、その通りでした。レーン騎手の騎乗も素晴らしかったです。それまで先行しかしていなかったのに、いきなり14番手まで下げるんですからね。もし先行していたら34秒前半で追走することになるのでツラかったと思います。
2着アスクイキゴミは速いペースで追走させたことがなかったので、後方に控えたのは好判断だったと思います。前走(チャーチルダウンズC)のレベルが高くなかったので、ここまで強いことに驚きました。
ロデオドライブもアスクイキゴミも外枠だったのもありますが、前半で無理をさせないというジョッキーの判断が奏功しました。
3着アドマイヤクワッズは外枠と短縮ローテが良かったですね。皐月賞は15着で全く見せ場がありませんでしたけど、この結果だけでも皐月賞の外枠がどれだけ不利だったかが分かりますよね。後述するダービーでも皐月賞で外枠だった馬が巻き返しています。
4着ローベルクランツは10番人気でしたけど、2着に好走した毎日杯のレベルが高かったので、この4着は順当だと思っています。毎日杯を勝ったアルトラムスもダービーで6着に善戦しています。
5着ダイヤモンドノットは展望で「今回の上がり目はほぼない」と言いましたが、心配したとおり今回はペースが約1秒速くなって、さらに延長ローテなので相当ツラいレースになりました。逆に、次走で狙うならダイヤモンドノットが一番良いでしょうね。特に1200mや1400mなら古馬にも通用しそうです。
6着レザベーションは2番手追走でここまで残れていますから、頑張っています。
先行馬は軒並み不利を受けていて、ローテ不利はギリーズボール、ジーネキング、オルネーロ。枠不利はカヴァレリッツォです。
エコロアルバは敗因が分かりません。休み明けで仕上がり切っていなかったのか、高速決着が合わなかったのか。レベルの高い今年のマイル路線のトップレベルの馬なので、状態さえ良ければ古馬に通用しても不思議ありません。
今年のNHKマイルCの上位馬は、古馬相手に通用しても良いぐらいのレベルにあると思います。
【オークス】
