先週は土曜札幌でG3札幌2歳Sが行われました。結果は3番人気のセットアップの逃げ切り勝ち。手応え良く最後の直線に向かうと、後続を全く寄せつけず4馬身差の圧勝劇をおさめました。
横山武騎手&鹿戸厩舎の組み合わせは一昨年の年度代表馬と同じ。勝ちっぷりの派手さを合わせると新星誕生…との期待も高まりますが、走破時計1分50秒5は過去5年でワーストの凡タイム。エコロヴァルツが勝ったオープン・コスモス賞(1分48秒8)と比べても1秒7も遅い数字でした。ペースや馬場状態の違いもあるだけに、数字だけを見て“低レベル”と断じることはできませんが、コース替わりやマイペースに持ち込めなかった際への対応力も未知数。あくまで次走以降が試金石となりそうです。
さて、夏のローカル開催も終わり、今週から秋競馬がスタート。土曜中山では2歳1勝クラスのアスター賞(芝外1600m)が行われますが、登録頭数はわずか9頭。うち4頭が未勝利馬であることを考えると、お世辞にも心踊る組み合わせとは言えません。そこで今回は今週デビュー予定の新馬をご紹介したいと思います。
まずは日曜中山5R(芝1600m)を予定しているシックスペンスです。
▲10日(日)中山5Rでデビュー予定のシックスペンス
キズナ産駒の牡馬で、母フィンレイズラッキーチャームは米G1マディソンSの勝ち馬。週を追うごとに時計を短縮して、1週前(30日)には美浦ウッドで5F65.8-11.8秒の好タイムを計時しました。
国枝調教師は『気のいいタイプだけどコントロールは利いているし、動きも申し分ない。夏の新潟でおろした新馬たちと比べても高いレベルにあるよ』と好感触でした。鞍上にはルメール騎手がスタンバイしています。
2023/09/05 (火)
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藤井真俊
東京スポーツ新聞社・レース部記者。昭和55年4月8日生まれ、埼玉県出身。美浦トレセンで毎週取材を続け、蛯名正義調教師や三浦皇成騎手のコラムを担当するほか、週末には予想コラム「ザ・飲ンフィクション」を連載中。「BSイレブン競馬中継」「ラジオ日本 土曜競馬実況中継」解説者。そのほか雑誌「Number」やキャロットクラブ会報、netkeibaなど各種媒体で執筆中。
