東京スポーツ・藤井真俊記者によるPOG最新情報。今回は先週の新馬戦振り返りと、今週デビュー予定の注目2歳馬情報です。現場記者だからこそ聞ける話は必見です!
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先週から函館競馬が開幕し、2歳新馬も東京、京都、函館で計6鞍行われました。
なかでも断然の勝ちっぷりだったのは、日曜東京芝1800mを制したクロワデュノール(牡、斉藤崇)です。逃げた1番人気・アルレッキーノを2番手からマークすると、早めに並びかけて直線ではマッチレースの様相に。ラスト1Fで決着をつけ、最後は2馬身半差をつける完勝を収めました。
見た目のインパクトだけでなく、走破時計も見事。勝ちタイム1分46秒7は、2歳の新馬戦としては同条件における歴代最速の数字でした。父キタサンブラックの牡馬。大物の予感たっぷりです。
土曜東京芝1600mを5馬身差で快勝したコートアリシアン(牝、伊藤大)もなかなか。スローペースの影響で走破タイムこそ1分35秒1にとどまりましたが、上がり3F33秒3の決め手は上々でした。
新種牡馬・サートゥルナーリアの産駒で、近親には2012年の安田記念を勝ったストロングリターン。次走以降も注目です。
そんなわけで今週もデビューを控える注目新馬をご紹介します。