東京スポーツ・藤井真俊記者によるPOG最新情報。今回は先週の新馬戦振り返りと、夏のローカル開催注意点&福島開幕週で注目したい1頭です。現場記者だからこそ聞ける話は必見です!
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先週も各地で2歳新馬戦が行われましたが、最もインパクトがあったのは土曜東京芝1400mを7馬身差で圧勝したサトノカルナバル(牡、堀=父キタサンブラック、母リアリサトリス)でした。
抜群のスタートから道中は5番手の外で待機。直線を向いてから万を持して追い出されると、あっという間に抜け出して後続を突き放しました。ペースが遅かったために全体のタイムは目立ちませんが、上がり3F34秒0は次位より1秒も速い鋭さ。
手綱を取ったレーン騎手も『新馬とは思えないほどマナーが良くて、センスがある。間違いなくポテンシャルは高いです』と大絶賛でした。
全兄は現在、短距離のオープンで活躍するジャスティンスカイ。本馬も適性距離はクラシックよりも短めかもしれませんが、今後も注目の1頭です。
さて先週で東京、京都開催が終了し、今週からは福島、小倉、函館の3場開催。本格的に夏のローカル開催がスタートします。加えて要チェックなのはルメール騎手が福島開催の4週間、“リフレッシュ休暇”に入ること。