東京スポーツ・藤井真俊記者によるPOG最新情報。今回は先週の2歳戦振り返りと今週末新潟デビュー予定の注目馬について。現場記者だからこそ聞ける話は必見です!
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先週も札幌・新潟の2場開催で行われたJRA。札幌では東西ともに12勝と“引き分け”に終わりましたが、本来の関東自ブロックではなかった新潟では関西馬優勢の結果となりました。
今週からは札幌・新潟・中京の3場開催となり、新潟も関東自ブロックに戻りますが、やはり暑熱対策で関西競馬場がお休みとなる期間は関東勢にとっては試練と言えそうです。
そんな中で行われた新潟の2歳戦。新馬戦は2週間=8鞍すべてを関西馬が制するワンサイドでしたが、未勝利や特別では関東馬の活躍が光りました。
先々週の土曜未勝利(新潟芝1800m)を7馬身差でレコード勝ちしたエンブロイダリー(牝、森一)に続き、先週の土曜未勝利(新潟芝1600m)でもアルレッキーノ(牡、国枝)が7馬身差の圧勝。半姉のチェルヴィニアも東京の新馬で2着に敗れた後、新潟の未勝利を6馬身差で勝ち上がりましたが、アルレッキーノの今後にも要注目です。
また日曜新潟の2歳オープン・ダリア賞ではプリティディーヴァ(牝、田中博)が好位から危なげなく抜け出してV。先週の当欄でも書いた通り、『まだ体幹がしっかりしておらず、気性的にものんびりした感じ。本質的にはもっと距離があっていいとは思います』(田中博調教師)という中での2連勝ですから、まだまだ今後の伸びシロもありそう。昨年のコラソンビートに続き、楽しみな馬が現れました。
それでは今週も新潟競馬に出走予定の注目2歳馬をご紹介します。