東京スポーツ・藤井真俊記者によるPOG最新情報。今回は先週の京都2歳Sの振り返りと、今週土曜中山の葉牡丹賞について。現場記者だからこそ聞ける話は必見です!
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先週は土曜京都でGIII・京都2歳Sが行われました。勝ったのは1番人気のエリキング(牡、中内田)。互角のスタートから道中は中団を追走。勝負どころで外から少しずつポジションを上げると、直線では横一線の追い比べを外から抜け出しました。
これで新馬、野路菊Sに続く無傷の3連勝。成績だけを見ると素晴らしいですが、2着ジョバンニというのは前走と同様で、今回はやや相手関係に恵まれた感も。これまで10頭立て→5頭立て→8頭立てと、少頭数でスローペースの競馬しか経験していないのも気になります。
藤田晋オーナーによれば「おそらく年内は使わない」とのことで、今後のレース選択が気になりますが、来たるクラシックへ向けては多頭数やハイペースへの対応力がカギとなりそうです。
さて今週は2歳重賞こそありませんが、土曜中山では2歳1勝クラスの葉牡丹賞(芝2000m)が行われます。2016年には後のダービー馬レイデオロが制したほか、ジェネラーレウーノやノースブリッジなどの重賞勝ち馬を輩出している一戦です。