東京スポーツ・藤井真俊記者によるPOG最新情報。今回はPOG前半戦の総括とフェアリーSの注目馬について。現場記者だからこそ聞ける話は必見です!
藤井真俊記者の最新記事や予想等はWebサイト「東スポ競馬」でご確認ください。
亀谷サロンメンバーの皆さま、新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
さて新たな年を迎えて、2024~2025年シーズンのPOGも折り返しとなりました…と、ここまでほぼ昨年と同様の書き出しですが、決して手抜きではないので悪しからず(笑)。
で、今年もまずは、昨年5月19日に行われた東スポ競馬と亀谷競馬サロンのコラボイベント『POGドラフト会議』の指名馬たちの、先週までの動向を振り返っておきましょう。
▼松浪大樹記者
1位 サトノカルナバル(牡、堀)
→3戦2勝 函館2歳S・1着
2位 サトノブリジャール(牡、友道)
→1戦1勝
3位 サンライズアレス(牡、音無)
→3戦0勝
4位 ミッキーマドンナ(牝、堀)
→2戦1勝
5位 ジャスティンアロー(牡、吉岡)
→未出走
▼三嶋まりえ記者
1位 スティレセイル(牝、福永)
→1戦0勝
2位 カムニャック(牝、友道)
→2戦1勝 新馬1着
3位 オトメナシャチョウ(牝、森秀)
→4戦1勝
4位 クラリネットソナタ(牝、田中博)
→3戦1勝
5位 パーティハーン(牡、友道)
→2戦1勝
▼藤井真俊記者
1位 アロンズロッド(牡、国枝)
→2戦0勝
2位 アルレッキーノ(牡、国枝)
→4戦1勝
3位 デアマトローナ(牝、国枝)
→3戦0勝
4位 フィールドノート(牡、木村)
→1戦1勝
5位 エンブロイダリー(牝、森一)
→4戦2勝
光るのは松浪記者の1位指名・サトノカルナバル。夏にGIII・函館2歳Sを制すると、秋には米GI・BCジュベナイルターフにも挑戦しました。他にも2頭が勝ち上がっており、首位を走っています。昨年はシンガリ負けに終わった同記者ですが、さすがの底力です。
三嶋記者は4頭が勝ち上がり。まだ2勝馬はいませんが、重賞1番人気馬や海外遠征馬がいるように、後半戦での巻き返しに期待がかかります。
一方、藤井は3頭が勝ち上がり。2勝馬は1頭いますが…、正直、チェルヴィニアとレガレイラを抱えて優勝した昨年と比較すると、かなり寂しい成績となっています。POGイベントの際にもお話しましたが、「今年のPOGは難しい」との印象を相変わらず抱いています。
そしてこれは現3歳世代全体にも言えることだと思います。ホープフルSを制したクロワデュノールだけは完全に一歩抜け出した印象ですが、朝日杯FSを勝ったアドマイヤズーム、阪神JFのアルマヴェローチェに関しては、まだ絶対的な主役とは言えないような気がします。
そんなわけで今週は日曜中山でGIII・フェアリーSが行われます。前述の通りまだハッキリとは見えてこない桜花賞戦線。ここから名乗りを挙げる馬が出てくるかもしれません。