今週から秋のGIシリーズがスタート。日曜(3日)にはその第1弾となるスプリンターズSが行われますが・・・なんと自分が毎週取材をしている美浦トレセンからの出走馬はゼロとなってしまいました。
これは今年で55回目となるスプリンターズS史上初めてのことらしく、GIに関東馬が1頭も出走しないのも2015年のフェブラリーS以来なんだとか。2021年の上半期の平地GIは関東6勝、関西6勝と拮抗していたのですが、短距離路線はまだまだ関西馬有利ということなのでしょう。
一方、土曜中京G3シリウスSには4頭の関東馬がエントリー。ダート路線もまた短距離路線と同じく関東馬が苦手なジャンルですが、一矢報いることができそうな顔ぶれとなっています。
関東馬の出走がないスプリンターズSは残念ですが、シリウスSはなかなかの粒揃い/東スポ・藤井記者のトレセンレポート
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藤井真俊
東京スポーツ新聞社・レース部記者。昭和55年4月8日生まれ、埼玉県出身。美浦トレセンで毎週取材を続け、蛯名正義調教師や三浦皇成騎手のコラムを担当するほか、週末には予想コラム「ザ・飲ンフィクション」を連載中。「BSイレブン競馬中継」「ラジオ日本 土曜競馬実況中継」解説者。そのほか雑誌「Number」やキャロットクラブ会報、netkeibaなど各種媒体で執筆中。