初めまして。現場記者歴は2年とまだ浅いですが、このコラムでは美浦トレセンに入厩している2歳馬情報を中心に、生の情報をレポートしていけたらと思っております。
と、前置きはサラッとに留めて、初回は気になる馬をどんどんご紹介します。まずは先週の安田記念でダノンキングリーが見事な復活Vを飾った萩原厩舎から。
今年は例年になく2歳馬の始動が早く、新馬戦開幕週からレディナビゲーター、ティーガーデンがデビューしましたが、稽古でその2頭を上回る動きを見せていたのが、今週土曜(12日)の東京芝1400mに出走を予定しているハイアムズビーチ(牝、父ドレフォン、母ユキチャン)です。
従兄弟のソダシと同じく白毛馬で、どこにいてもひと際目を引きますが、芝コースでの1週前追いは5ハロン62秒台を余力十分にマーク。さらに特筆したいのがスピードの乗り。コースに入った途端、スムーズに加速していく速さと前向きさは、他の2歳馬と比べても群を抜いています。
2021/06/08 (火)
ソダシに続いてクラシックを賑わしてくれそうな白毛の逸材!/東スポ・松井記者の“若駒”生情報!
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松井中央
中学時代に天皇賞・秋を勝利したヤエノムテキの美しさに魅了され、さらに初代ダビスタに夢中になり競馬にのめりこむ。映像制作会社に就職後は海外映画などの字幕、吹替制作に携わるも、競馬の夢を諦め切れず東京スポーツへ転職。広告局~レース部内勤を経て2019年、40代にしてトレセンデビュー。馬券の主戦場は2、3歳戦の午前中のレース。自転車でトレセンの北、南の馬場を奔走し得た情報に馬場傾向と血統適性を組み合わせ、激走馬を日々捜索中。