今週日曜(12日)は2歳世代最初のGI阪神ジュベナイルフィリーズ(芝1600m)が行われます。美浦ではアルテミスSを勝利したサークルオブライフとサウジアラビアRCで牡馬相手に2着と善戦したステルナティーアに注目が集まりますが、個人的にはサークルオブライフ(牝、父エピファネイア、母シーブリーズライフ)を上に評価したいです。
▲阪神JFに出走予定のサークルオブライフ
新馬戦の時に当欄でも触れましたが、デビュー前から国枝調教師は素質を高く評価していて、初戦はのちに東スポ杯2歳Sを圧勝するイクイノックスに離された3着でしたが、次走の中山戦ではスタートで後手に回るもペースが緩むと大外から一気にまくり、直線も突き放す快勝。
そのレースぶりから国枝調教師は『距離はもっとあった方が良さそうだね』と語っていただけに、マイル重賞のペースに対応は難しいかもと評価を下げてしまったアルテミスSでは、前残りの流れを直線まで動かず後方で脚をため、外に持ちだすと長く脚を使い差し切りV。いい意味でこちらの想像を裏切り、使われるごとに地力強化がうかがえます。
2021/12/07 (火)
阪神JFはサークルオブライフ、ステルナティーアの関東馬ワンツーに期待! /東スポ・松井記者の“若駒”生情報!
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松井中央
中学時代に天皇賞・秋を勝利したヤエノムテキの美しさに魅了され、さらに初代ダビスタに夢中になり競馬にのめりこむ。映像制作会社に就職後は海外映画などの字幕、吹替制作に携わるも、競馬の夢を諦め切れず東京スポーツへ転職。広告局~レース部内勤を経て2019年、40代にしてトレセンデビュー。馬券の主戦場は2、3歳戦の午前中のレース。自転車でトレセンの北、南の馬場を奔走し得た情報に馬場傾向と血統適性を組み合わせ、激走馬を日々捜索中。