今週日曜(17日)中山で行われる牡馬クラシック第一弾、皐月賞は桜花賞以上に混戦ムードですが、関東馬で最も人気になりそうなのがイクイノックス(牡、父キタサンブラック、母シャトーブランシュ)。
▲東スポ杯以来の実戦となるイクイノックス
新馬戦は先行して6馬身、東スポ杯では後方から差す競馬で2馬身半差の完勝と、流れに合わせた競馬ができてゲートに不安がないのも心強いです。今回は東スポ杯から約5か月ぶりになりますが、トレセンで遠くから見ても、漆黒の馬体はオーラが漂います。
ウッドコースでの1週前追いに騎乗したルメール騎手は『冷静だったし、一気にではなくだんだん加速して、すごくいい動きでしたね。前回からパワーアップしたけど、重たさがなく軽い感じだったし、これでスイッチもオンしてくると思うのでバッチリです』と絶賛。久々でも態勢はしっかり整っているように思えます。
皐月賞にイクイノックス、ジオグリフを送り出す木村厩舎。この舞台で狙うなら…/東スポ・松井記者の“若駒”生情報!
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松井中央
中学時代に天皇賞・秋を勝利したヤエノムテキの美しさに魅了され、さらに初代ダビスタに夢中になり競馬にのめりこむ。映像制作会社に就職後は海外映画などの字幕、吹替制作に携わるも、競馬の夢を諦め切れず東京スポーツへ転職。広告局~レース部内勤を経て2019年、40代にしてトレセンデビュー。馬券の主戦場は2、3歳戦の午前中のレース。自転車でトレセンの北、南の馬場を奔走し得た情報に馬場傾向と血統適性を組み合わせ、激走馬を日々捜索中。