今週は3歳重賞が組まれておらず、オークス、ダービーへ向け一休み。ということで今回は手塚厩舎期待の2歳馬2頭をご紹介したいと思います。まずはローズSを制したタッチングスピーチを母に持つキングズレイン(牡、父ルーラーシップ)。
▲ルーラーシップ産駒のキングズレイン
1つ上の半兄クロンマクノイズも手塚厩舎所属ですが、体質が弱く、年末までデビューが遅れたのに対して、本馬は育成からトラブルがほとんどなく4月中旬に入厩。2週間でゲート試験も合格したように順調そのものです。
この時期の2歳馬は軽い運動でもチャカつくことが多いですが、この馬は普段から落ち着きもあって気性面の不安も感じられません。手塚調教師も『兄はひ弱い面があったけど、この子はそういったところがなくて乗り味もいいみたいだし、父母のいいところをしっかり受け継いでいるね。脚元にも不安はないから順調に進められそうだし、夏の新潟にはデビューできそう』と手応え十分。
POGでオススメ! 手塚厩舎の2歳馬キングズレイン、ノイジーアプローチ/東スポ・松井記者の“若駒”生情報!
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松井中央
中学時代に天皇賞・秋を勝利したヤエノムテキの美しさに魅了され、さらに初代ダビスタに夢中になり競馬にのめりこむ。映像制作会社に就職後は海外映画などの字幕、吹替制作に携わるも、競馬の夢を諦め切れず東京スポーツへ転職。広告局~レース部内勤を経て2019年、40代にしてトレセンデビュー。馬券の主戦場は2、3歳戦の午前中のレース。自転車でトレセンの北、南の馬場を奔走し得た情報に馬場傾向と血統適性を組み合わせ、激走馬を日々捜索中。