毎週金曜日更新の当コーナーでは、Webサイト「東スポ競馬」でも活躍中の立川敬太記者、松浪大樹記者が、中間の動き、追い切り内容から今週末に馬券的に面白い馬をご紹介いたします。
単純な時計の評価ではなく、常に現場で取材している記者だからこそジャッジできる眼力にご注目ください!
▼今週のラインナップ
・土曜新潟09R・萬代橋特別
・土曜京都11R・スワンS
・土曜東京11R・アルテミスS
・日曜京都11R・カシオペアS
・日曜東京11R・天皇賞秋
▼土曜新潟9R・萬代橋特別
ニシノコウフク
最終追いはウッドで古馬2勝クラスと併せて先行先着。時計も6ハロン83.1-11.6秒を馬なりでと、今回は中2週の競馬とあって前回(中3週)よりも一段強度を下げたものだが、相変わらずの動きの良さでどちらが格下か判別がつかないレベル。
もともと攻めは動くタイプで、昨年夏の新潟で新馬勝ちしたことも含めて少々早熟の嫌いはあったが、精神的な落ち着きが加わってか、馬体の変化こそさほどない中で動きの質はさらに良くなっている。可動域の広さやフットワークの回転において、全体的な成長はある、と判断できるなら、現級で足踏みが続く戦績とて侮るのは危険かも。(立川敬太)
▼土曜京都11R・スワンS