Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
第40回目のトークテーマはヴィクトワールピサ考察のまとめと、新たにスタートするホッコータルマエの考察。師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
亀谷敬正(以下、亀):前回からスタートしたヴィクトワールピサですが、馬券的にプチブレイク中ですね。前回は精神コントロールが難しい産駒が多いので、前走よりペースアップしたり、位置取りをチェンジさせると激走しやすいという話でした。
今井雅宏(以下、今):日曜中京4R(3/12)で単勝34倍の超人気薄(ディオース)が2着に激走したけど、解説のほとんどに当てはまってたよ。
亀:本当ですね。前走より前半がペースアップして、前走3角2番手から今回9番と位置取りチェンジもしています。
今:しかも16頭立ての2番枠だから。
亀:「内でコントロールさせる形が向く」の解説にもばっちりハマってますね(笑)。先週、ヴィクトワールピサの芝は2鞍だけですから、獲った読者も結構いたでしょう。〇×の交互もありますし、格言3つに該当してますよ。
▼参考記事
【第39回】ヴィクトワールピサ 馬券の鍵は前走比較と枠順!
今:ホント、そうだよね~。難しそうなレースなんで予想しなかったけど、こういうのを予想しないとだったね(笑)。
亀:亀谷競馬サロン・プレミアムコースでは、ディオースから的中させているメンバーが結構いました。皆さん、今井さんとヴィクトワールピサに感謝しています(笑)。
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“馬場のクセ”から恵まれる馬を見出して中京芝を攻略!
さて今回は、もう少しヴィクトワールピサのおいしい分析を加えてみましょう。まず非根幹距離に向きますよね。長距離だといまいちですが、ローカルだと2000mくらいも合います。特に牝馬は非根幹距離や短い距離向きになりやすいですね。1400mとかちょうど合ってます。
今:根幹距離だと高速馬場とか逆に荒れ馬場とか、特殊なコンディションが向くよね。コントロールの難しいタイプは、元々特殊な馬場が向くけど。フォルコメンが3勝目を挙げたときは重で、ダービー卿CTを激走したときは一転して高速タイムだったようにね。